FRPカジR&Dセンターでは、三次元形状評価や照合計算を行う場合であっても、まず対象物の寸法、輪郭、表面状態を二次元的に正確に把握することを検査の基本に据えています。
二次元検査においては、剛性と安定性を備えた定盤上で対象物の姿勢を定め、基準面・基準線・基準点を明確にしたうえで評価を行います。三次元データの取得そのものではなく、どの基準で捉え、どの差異を評価するかを明確にすることが、判断精度の高い検査には不可欠だと考えています。
このページで対応する評価
接触式寸法測定
高精度の2D寸法確認や定点測定が必要な場合に、接触式で計測します。
非接触形状測定
ブルーレーザーによるスキャニングで、自由曲面や成形品全体の形状データを取得します。
型と成形物の照合
型と成形品のポリゴンデータを用いて照合計算を行い、差異をコンター図で整理します。
リバースエンジニアリング
取得した形状データをもとに、3Dデータ構築やその後の設計検討にもつなげます。
計測機器概要
三次元測定機
FAROBlu HD / Quantum S 2.5m 7-Axis
ブルーレーザー仕様概要(抜粋)
- 繰り返し精度:0.025mm、2σ
- スキャン幅:最小80mm / 最大150mm
- 最小点間ピッチ:0.040mm
- フレームレート:300fps(frame per second)
- レーザー:クラス2M
寸法検査の進め方
測定対象となる製品の寸法検査に加え、FRP成形物と木型、アルミダイカスト製品と鋳型など、型と成形物の形状照合計算にも対応しています。
以下の手順では形状データ取得を主目的とするため、非接触測定を基本としています。高精度の2D寸法計測が必要な場合は、接触式による計測を行います。
-
スキャニング・計測
三次元寸法測定機を用い、FRP成形物、木型、ダイカスト製品、鋳型などをブルーレーザーでスキャニングし、ポリゴンデータ(STLデータ)を取得します。 -
形状測定・解析
専用解析ソフトを用いて、検査対象物である成形物や型の寸法・形状測定を行います。 -
照合計算
型と成形物のポリゴンデータがある場合は、両者のモデルを照合し、形状差異をコンター図で可視化します。
※測定はすべて定盤の上で実施します。



測定依頼費用
40,000円~ / 1試料(消費税等別)
提出内容:検査成績報告書、計測結果のSTLデータ、照合計算結果 等
その他測定機器
ノギスなどの基本的な寸法計測機器に加え、ハイトゲージや表面粗さ計等を用いた計測にも対応しています。詳しくはお問い合わせページよりご相談ください。
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